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au「povo2.0」と日本通信「合理的シンプル290」のサービス内容の比較
格安SIM(MVNO)サービスの日本通信では音声通話での利用がメインのユーザー向けに、「合理的シンプル290(月額290円)」という料金プランが提供されています。
基本料金が安く通話料金も大手キャリアの半額(11円/30秒)で、音声通話の利用が多い方にコスパの高いサービスになっています。
また通話トッピング(かけ放題オプション)だけの利用もできるauのオンライン専用プラン「povo」(月額0円)も選択肢として有用です。
※下記サービス内容などは2024年11月6日時点のものです。
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主なサービス内容
au「povo2.0」と日本通信「合理的シンプル290」の主なサービス内容は次のとおりです。
プラン内容の比較
povo2.0 | 合理的シンプル290 | |
エリア | au | ドコモ |
SIMカード | 物理SIM・eSIM | |
基本料金(月額) | 0円 | 290円 |
高速通信のデータ容量 | 0GB | 1GB |
チケット購入式 | 上限を設定して使った分課金 | |
※1GB(7日間) 390円 | ※1GB増えるごとに+220円 | |
※3GB(30日間) 990円 | ※3GB利用で 730円 | |
超過後の通信速度 | 最大128kbps | 低速通信 ※速度の詳細不明 |
データ繰越 | なし | |
音声通話 | 22円/30秒 | 11円/30秒 |
音声通話オプション | 5分かけ放題 月額 550円 | 月70分間 月額 390円 |
完全かけ放題 月額 1,600円 | 5分かけ放題 月額 390円 | |
完全かけ放題 月額 1,600円 | ||
初期費用 | 事務手数料 0円 | 事務手数料 3,300円 |
エリアはそれぞれauとドコモのみになっており、どちらも物理SIM・eSIMから選択できます。
※障害や緊急時などバックアップ回線(サブ回線)として検討している場合は、メイン回線と違うエリアの回線を選ぶのがおすすめです。
月額方式とチケット購入方式ですこし料金体系が異なりますが、povoは事務手数料が不要で初期費用がかからない点・日本通信は音声通話料金が約半額なのが利点です。
サービス選びのポイント
au「povo2.0」と日本通信「合理的シンプル290」の二つのプランで迷った場合、以下のポイントを中心に利用状況を想定すると選びやすくなります。
昼休みにデータ通信を利用するか
月3GBの高速データ通信量を利用した場合、「povo2.0」は月額990円(30日間)・「合理的シンプル290」は月額730円になります。
ただし日本通信は格安SIM(MVNO)サービスなので、昼の混雑時間帯などにデータ通信速度が低下する可能性がある点には注意が必要です。
通信速度は利用場所や利用者数によっても変化するので一概には言えませんが、昼休みなどにデータ通信を利用されることが多い方ならpovoを選んでおいたほうが無難です。
データ通信容量のくりこしサービスは、どちらもありません。
音声通話料金に差がある
音声通話料金に関しては「合理的シンプル290」が11円/30秒と「povo2.0」の半額なので、通話メインで利用される方には大きな利点です。
5分かけ放題オプションも日本通信は月額390円とかなり割安になっています。
完全かけ放題に関してはどちらも月額1,600円で、オプション料金の差はありません。
初期費用・維持費
povo2.0はオンライン専用プランということもあり契約時の事務手数料が不要で、初期費用がかかりません。
どちらも基本料金が安いプランなので、利用期間(契約期間)が短いと手数料の有無は大きな差になってきます。
特に緊急時のバックアップ回線として契約を検討されている場合は、使わない月は維持費が不要(0円)になるpovo2.0の使い勝手が良いです。
※但しpovo2.0も過去180日間に一度もチケット購入が無い場合、自動で解約になるルールがあります。
携帯電話料金の低廉化
どちらもネットなどを使い自分で各種手続きが必要なサービスなのである程度スマホやPCの操作に慣れた方に限られますが、その分かなり料金が割安になっているのが特長のプランです。
最近はデュアルSIM機能・eSIM機能を搭載したスマホも多く、複数の回線(SIMカード)を契約して利用される方も増えています。
組み合わせ方によっては複数の回線を契約しても今までより料金が安くなるケースも考えられる、携帯電話料金の見直しをする際には検討してみてください。
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