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ドコモの海外パケット通信が拡充
NTTドコモが新たな海外パケット通信サービス「パケットパック海外オプション」を2018年3月15日より開始することが発表されました。
これにより従来の「海外1dayパケ」の受付は2018年3月14日に終了します。
いままでドコモユーザーは海外でパケット通信を利用する場合「海外1dayパケ」か「海外パケホーダイ」を利用する形が一般的でした。
今後は「海外1dayパケ」の部分が「パケットパック海外オプション」に置き換わる形になります。
今回の新サービス「パケットパック海外オプション」の「海外1dayパケ」からの変更点をまとめます。
料金一律化
今まで「海外1dayパケ」は利用する国、地域ごとによって3種類の料金が設定されていましたが、「パケットパック海外オプション」では一律980円/24時間に統一されます。
「海外1dayパケ」の最低料金が980円でしたので実質値下げになります。
対象国の増加
現在「海外1dayパケ」の対象エリアは104の国と地域でしたが「パケットパック海外オプション」では205まで拡大されています。
ヨーロッパ、中南米、アフリカなどでも利用できるエリアが広がっています。
高速通信容量の増加
従来の「海外1dayパケ」は基本通信量が30Mを超えると通信速度制限がかかっていました。
ですが「パケットパック海外オプション」では契約中の国内パケット定額サービスのデータ量で制限。「1GB追加オプション」などで通信量の追加も可能です。
データ量を超過した場合の通信速度
「海外1dayパケ」の場合、通信データ量が30Mを超過すると通信速度が送受信時最大16kbpsに制限されました。
新しい「パケットパック海外オプション」では送受信最大128kbpsと国内で使うのと同じ感覚で利用できます。
海外でも国内利用と同じ感覚
「パケットパック海外オプション」の利用は「海外1dayパケ」と同様に事前の申込が必要です。
ただ今回のサービス拡充で、海外でパケット通信を利用する際も国内と同じ感覚で同等のサービスを利用できるようになりました。
申込不要の「海外パケ・ホーダイ」より料金も安くなっていますので、海外旅行の際はぜひ利用を検討してみてくだい。
新サービス「パケットパック海外オプション」での変更点まとめ
新サービスと既存のサービスの違いは以下のようになります。
新サービス
「パケットパック海外オプション」 |
既存サービス
「海外1dayパケ」 |
|
利用料金 | 980円/24時間 | 980円/24時間、1,280円/24時間、1,580円/24時間(地域ごとに設定) |
対象エリア | 205の国と地域 | 104の国と地域 |
速度制限がかかる条件 | 契約中の国内パケット定額サービスのデータ量超過 | 通信データ量が30Mを超過 |
制限時の通信速度 | 送受信最大128kbps | 送受信時最大16kbps |