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mineo(マイネオ)と3大キャリアの5G料金の比較
格安SIMサービスmineo(マイネオ)では2020年12月1日より5G通信が利用できるオプションサービスの提供を開始することを発表しました。
通常の基本料金に追加で200円(税抜)支払うことで、3大キャリアの提供している5G通信が利用できます。
ただし格安SIMサービスにみられる混雑時(通勤・通学時間帯、昼休み)などに通信速度が低下する点は、いままでの4G契約と同様です。
※料金は2020年12月1日時点のものです。
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mineo(マイネオ)で5Gを利用するときの料金
mineo(マイネオ)のデュアルタイプ(音声通話+データ通信)の基本料金(月額)は以下のとおりです。
Aプラン(au) | Dプラン(ドコモ) | Sプラン(ソフトバンク) | |
500MB | 1,310円 | 1,400円 | 1,750円 |
3GB | 1,510円 | 1,600円 | 1,950円 |
6GB | 2,190円 | 2,280円 | 2,630円 |
10GB | 3,130円 | 3,220円 | 3,570円 |
20GB | 4,590円 | 4,680円 | 5,030円 |
30GB | 6,510円 | 6,600円 | 6,950円 |
mineo(マイネオ)では3大キャリアすべてのSIMに対応しており、ユーザーは希望の通信会社を選択できます。
5Gを利用する場合は上記の基本料金にプラスして、200円のオプション料金がかかります。
各キャリアの5G料金との比較
3大キャリアで5G契約をした場合の料金は以下のとおりです。(※家族割、光回線割などは含んでいません。)
ただしあくまで高速データ通信量での料金比較で、テザリング(PCなどでの接続)容量、超過後の通信速度、指定サービスの動画・SNSは無制限(ノーカウント)など細かい違いがあります。
3大キャリアの5G段階式プラン
ドコモ | 1GBまで | 3GBまで | 5GBまで | 7GBまで |
5Gギガライト | 2,980円 | 3,980円 | 4,980円 | 5,980円 |
au | 1GBまで | 1GBから4GB | 4GBから7GB | |
ピタットプラン 5G | 2,980円 | 4,480円 | 5,980円 | |
ソフトバンク | 1GBまで | 2GBまで | 5GBまで | |
ミニフィットプラン | 3,980円 | 5,980円 | 7,480円 |
3大キャリアの5G大容量プラン
プラン名 | 月額料金 | 高速データ通信量 | 備考 | |
ドコモ | 5Gギガホ | 7,650円 | 100GB | 現在はデータ通信量無制限キャンペーンを実施 |
au | データMAX5G | 8,480円 | 無制限
※テザリング30GB |
2年契約なしの場合8,650円) |
ソフトバンク | 5Gメリハリプラン | 8,480円 | 50GB | 対象の動画・SNSは無制限 |
3大キャリアの段階式プランと比べた場合、mineo(マイネオ)のほうがかなり安い料金で5Gを利用できます。
ただしデータ通信量が多いユーザーだとmineo(マイネオ)には無制限プランが無いので、3大キャリアの大容量プランのコストパフォーマンスが高くなります。
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混雑時間帯は速度が落ちる
また格安SIMサービスの仕組み上(3大キャリアから通信設備を借りる)、5Gでも混雑時(通勤・通学時間帯、昼休み)などに通信速度が低下します。
mineo(マイネオ)では公式サイトのスタッフブログで、大阪駅周辺での実際の通信速度の測定サンプルを公開しています。
mineo(マイネオ)公式サイト スタッフブログより
5Gのほうが4Gより速い通信速度が出ていますが、そこまで速い通信速度ではないので、その点は注意してください。
格安SIMをちょっと快適に
今回のmineo(マイネオ)の5Gオプションは料金も安く(月額200円)、格安SIMをちょっと快適に(通信速度を速く)利用したいといった方に打ってつけの内容です。
ただ動画視聴など月のデータ通信量が多い方だと、3大キャリアのプランのほうが制限も少なく、混雑時間帯も速度が落ちない使い勝手の良さがあります。
今秋に発表された各社のスマートフォンの新モデルは、5Gに対応している端末が増えてきましたが、一方で5Gが利用できるエリアは現状限られており、機種選びなども難しいタイミングです。
総務省が発表したアクションプランなどもありドコモから新しい料金プランの発表も予想されているので、5Gの検討をされている方は色々チェックしてみてください。
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